医療看護コースQ&A

医療現場では、医師とともに多くの医療従事者が働いています。医師を中心にそれぞれが互いに連携を取り「チーム医療」として患者のケアにあたっています。

また、病気を治すだけではなく患者のQOL(生活の質:精神的、社会的な生活の満足度)についても大きな関心事になっています。

医療看護コースでは、上級学校進学のための学力を育成するだけではなく、仁愛の心を大切にし患者に接するために必要な素養を高め医療従事者としての自覚を持つことを教育活動の目的とします。

普通科として一括募集をし入学者の選抜をしますので、コース別に選抜を行うことはありません。

よって、入学願書の「コース選択希望票」の記入も必要ありません

ただし、合格者登校日に、希望の有無をアンケート実施させていただきます。なお、医療看護コースの募集定員は20名程度としています。

1年生は全員普通コースです。2年生から医療看護コースと普通コースに分かれます。

定員は20名ですが、入学後、生徒一人ひとりの希望をもとに面談等を行いながら決めていきます。

その結果、医療看護コースで学ぶ生徒が20名を超える場合もあります。また、20名を下回る場合もあります

1年次に医療看護コースの学習内容について説明をします。

出願時に希望していなかった生徒も2年次から始まる医療看護コースを希望することができます。

2年次に普通コースを選択していた生徒が3年次に医療看護コースを選択することはできません。また、2年次に医療看護コースを選択していた生徒が3年次に普通コースを選択することはできません

2年次からコースに分かれます。医療看護コースでは、2年次と3年次に11単位又は13単位の特色ある授業が行われ、医療従事者としての素養を高めるための選択科目が設定されています。

学校生活は普通コースと同じです。学校祭、修学旅行など学校行事は普通コースと同じです。

1クラスの定員は40人が原則ですので普通コースとの混合クラスになります。

医療系、看護系の上級学校への進学を目指します。

高校卒業時に看護師や医療系の資格(検査技師、作業療法士、理学療法士など)を取得することはできません。

次の3つのカテゴリーに分かれます。

(1) 医療看護探究

体験的・実践的な学習を大学と連携して実施される科目です。主に大学の先生が講義
を担当し、大学等での体験活動も含まれます。高校にいながら大学の学びを先取りで
きます。

(2) 医療看護国語、医療看護数学、医療看護英語、医療看護生物、医療看護化学

探究的な学習活動を行い上級学校進学のための学力を育成する科目です。

愛知医科大学と愛知県立長久手高等学校との高大連携に関する協定が締結されました。

平成29年11月愛知医科大学にて、高大連携に関する協定締結式が執り行われ、愛知医科大学からは佐藤啓二学長様はじめ4名の方々、本校からは瀬治山みど里校長はじめ生徒代表2名を含む6名が出席、協定書調印、学長挨拶、校長挨拶、記念撮影などが行われました。本校では平成30年度入学生より医療看護コースの募集を開始しました。それに伴い、将来命を大切にし人道を重んじる、地域医療への貢献を担う人材育成を目指して、高校・大学の連携を深め、授業や研究等での交流を図っています。

医療看護コース 学習の様子

愛知医科大学図書館オリエンテーション

高齢者ふれあい体験

老健を訪問し、高齢者の健康や生活について学ぶことができました。

愛知医科大学病院体験実習

看護ユニフォームを着用し、大学病院での医療の特徴と看護活動について学びました。